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blog tytle

移植病院へ転院

妻は大学病院でのHyper CVAD療法が終わり、一時退院を経て後半のHD MTX/Ara-c(MA)療法からは骨髄移植予定の病院で治療を行なうことになりました(12/18転院)。

入院後すぐ行なった採血で妻の白血球数が約1100(μリットル当たり)程しかなく、主治医の先生からは1500位ないと感染症を起こしやすく、今後の治療スケジュールにも影響するので自力で白血球数がもっと立ち上がるまで一旦帰宅するように言われたそうです(入院用の荷物も抱えていましたのでそのまま入院させてもらいましたが)。妻は大学病院ではこのようなことは言われないだろうと言っていました。

実際妻の白血球数はこの後も殆ど上がらなかったのですが、いつまでも待つ訳にもいかないので、主治医の先生の判断で週明けの12/25からMA療法が開始されることになりました。

これまで居た大学病院と転院した病院での治療の違いについていくつか記しますと、

・圧迫止血(仰向けの状態のままでいる)の時間が骨髄穿刺後は20分、髄注後は5分。大学病院ではどちらも1時間程度かけていた。

・大学病院で一時退院中に処方されていた各種薬剤も、転院先では服用の必要なしとの判断。

・転院先では副作用による食欲低下に対応したメニューが揃っている(ハーフ食やチョイスメニュー、チャレンジメニュー)。できるだけ口から食べるように配慮してくれている。また栄養部さんの計らいでクリスマスや正月には特別メニューとメッセージカードも付く。

・大学病院で行なっていた毎食前の尿糖とphチェックも転院先ではなし。

・抗がん剤投与の際に大学病院では二人のナースによるダブルチェック、転院先病院では一人のナースが患者自身に名前と日付けの確認を求め、その後別のナースがチェックするやり方。

・血液検査を大学病院では毎日実施、転院先病院では基本月、水、金曜日で+必要都度。

転院した病院はがん専門病院なので食事メニューなどの充実はあると思いますが、大学病院はもしかすると儲け優先の傾向があり、過剰な処置や薬剤投与があったのかもしれません。妻も言っていますが、病院によってかなりやり方というか方針が異なっていることを日々感じているようです。ですから同じ病院に居たら気付かないことも多いということで、患者サイドとしてセカンドオピニオンなども積極的に行ない、認識を広げる努力も大切だ思っています。


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