高額療養費制度について
- 2017年12月1日
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白血病治療は長期間の入院になり、当然多額の治療費がかかります。妻の場合、ある月を調べると(1か月丸々入院)、月額約85万円でした(3割負担、病院には約280万円入っていることになります)。ですが大変ありがたいことに高額療養費制度があるお陰でこの月に支払った月額は約13万円でした。この高額療養費制度について説明します。
高額療養費制度とは1ヶ月に一定金額の限度額が設定されおり、それ以上の分は支払わなくても良いという制度です。ですから健康保険対象の費用であればどんなに高額に医療費がかかってもその一定金額(自己負担)以上は健康保険で賄ってくれるのです。がん治療のように高額な治療費が必要な場合には大変助かります。
ただ健康保険適用の費用のみが対象ですから差額ベッド代や食事代、テレビのカード代、院内での洗濯(クリーニング)代などは対象外となります。食事代が金額的には大きいです。
その一定金額(自己負担)は所得により異なり(所得が多ければ自己負担額も多くなる)、我々の場合は57,600円です(協会けんぽ、70歳未満の区分)。また4か月目からは44,400円に下がるようです(〃)。注意しなければいけないのが、その一定金額というのは1ヶ月単位(毎月1日から月末まで)での判定ということです。月を跨って一定金額を超えたとしても、月単位で超えていなければ全額自己で負担しなければなりません。
妻のケースの場合最初だけ3割負担で支払った後、協会けんぽへ健康保険高額療養費支給申請書を、振り込んで欲しい金融機関を記載して送付すると2か月程で自己負担額以上の分を返還してもらえました。この高額療養費制度は世帯で合算した金額が限度額を超えても適用されるそうですが、申請書に記載する際に受診者毎に更に医療機関、受診科、入院か通院か薬局かを区分けしてそれぞれの金額を書かなければならないのが面倒です。
入院後暫くして妻の病室へソーシャルワーカーの女性が来てくれて、限度額適用認定申請をするように伝えてくれました。この申請を協会けんぽに行って限度額適用認定書を交付してもらい、それを大学病院へ提出しておくと、病院から患者への請求額が最初から限度額までのものとなりました。詳しくは以下をクリックしてください。
妻の白血病治療の際にかかる費用で高額な薬剤を列記しますと、
<点滴>
・メソトレキセート(抗がん剤)・・・約9,500円/本
・ドキソルビシン(〃)・・・約5,000円/本
・カイトリル(吐き気止め)・・・約3,400円/本
・ロイコボリン(抗がん剤副作用抑制の葉酸製剤)・・・約8,700円/本・日
・バンコマイシン(抗生物質、感染予防)・・・約5,300円/本・日
・カンサイダス50(真菌(カビなど)感染症予防)・・・約17,000円/本
<注射>
・フィルグラスチム150(白血球(好中球)減少時の薬)・・・約8,200円/本
<内服、外用薬>
・イメンド(吐き気止め)・・・種類により約3.000~5,000円/錠
・ブイフェンド(真菌(カビなど)感染症予防)・・・約3,500円/錠
これらを妻はこれまで何回、何十回も処方されているのですから薬代だけでも高額にもなる訳です。






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