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blog tytle

骨髄移植についての理解

  • 2017年11月25日
  • 読了時間: 2分

前回は骨髄移植する患者の一連の患者負担金について記しましたが、改めて骨髄移植についての説明を今回は書いてみたいと思います。

骨髄移植という言葉が通常よく使われますが、末梢血幹細胞移植も後々行われるようになり、造血疾患患者への移植については今では造血幹細胞移植と呼ばれ、その方法として骨髄移植と末梢血幹細胞移植とがあるということになります(その他に分娩時の臍帯血中の幹細胞を用いる臍帯血移植もあります)。妻の場合、ドナーさんからどちらの方法で移植が行われるかはまだ分かりません。

骨髄移植は、ドナーに全身麻酔をして腸骨(腰の骨)に注射し骨髄液(造血幹細胞)を抽出する方法です。末梢血幹細胞移植は末梢血いわゆる血管を流れている血液から造血幹細胞を採取する方法で、通常は血液中には造血幹細胞がほとんど無いのでドナーに3~5日間G-CSFという薬を注射することで大幅に増えた造血幹細胞を成分献血のような形で(ドナーと機械間を血液が巡ることになる)採取する方法です。

末梢血幹細胞移植はドナーから採取時に麻酔が不要でストレスも少なく、患者側も移植される幹細胞の数が多いので、移植後の白血球や血小板の数が早く回復(造血)し、免疫回復も早いことが大きなメリットのようです。しかしドナーはG-CSFの投与による副作用としての骨痛、胸痛、頭痛、筋肉痛、発疹、全身倦怠、吐き気、微熱、脾臓の腫大、血小板減少等が一過性のものが多いようですが発生します。

また、他人からの末梢血幹細胞移植の場合、骨髄移植に比べるとドナーのリンパ球が多く患者に入るので、このリンパ球が患者の体全体を異物だと思って攻撃をはじめるいわゆるGVHDの発生度合いが多くなるそうです。重篤なGVHDはとても危険なのですが、一方でGVHDが起こった場合には移植後のがんの再発が少なくなることがわかってきたそうで「GVL効果」、ドナーのリンパ球が患者の体を異物として認識する際に、ドナーのリンパ球が患者の体の中に残っているがん細胞を真っ先に攻撃するのがその理由です。怖いGVHDに良い面もあるという複雑な気持ちの知識を得た次第です。

(私はプロ(ドクター)ではありませんので、ここに記載の内容については参考にしつつも充分にお調べください、患者さんの症状により一律に言える内容ではありません)

参照資料:「患者と家族のための骨髄バンクブック」はこちらをクリック。


 
 
 

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